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Akimi Fukuzakiさん01

①現在の仕事(状況)に至るまでの簡単な経緯

もともとの日本での職業はインテリアコーディネーターです。
子供の頃から北欧の家具や特にファブリックが大好きで、日本では見られないような大胆な柄や色合いが子供心にもわくわくしていたのを覚えています。

インテリアは好きでしたが、働きだすと「インテリア業界」だけの世界でこれからも生きていくことに狭苦しさを感じはじめました。
同僚が資格を取りキャリアアップをしていくのを横目に、私はもっと新しい世界が見たい、わくわくすることがしたいと、いつも思っていました。

そんな中、社内で閲覧指示とされた建築デザインの本のある内容に目がとまったのです、。

「日本在住の欧米駐在員が自国に帰国する際、障子や畳を持ち帰る人たちがいる」

なるほどと思い、すぐにインターネットで欧州のサイトへ行き「TATAMI」と検索してみると、
すぐにオーストラリアの会社がヒットして、欧州に販売しているのを見つけました。

なぜオーストラリアの会社が欧州に?

それなら本業でもある日本人の私がコーディネートもして売ったらいいじゃない!

わたしは、小学校低学年から高校生まで、近くの尼寺で茶道・華道を習っていました。
子供ながらに静の愉しみがとても好きで、そのお寺にはお茶室も併設されておりその美しさも好きでした。
そこで思い立ったのが、
「欧州で抹茶バーを開けば、日本のインテリアも紹介できるし、静の愉しみも伝えられるのでは?」
そこからは、毎日インターネットで検索の日々、欧州のどこがいいのか?どうしたら実現できるのか?

「もう現地にいくしかない!」そう決意し、1999年4月に野点セットや日本の小物を持って、欧州へ旅立ったのでした。

まずはロンドンに入国し、そこで「ユーロライン」という欧州内を網羅しているバス会社の60日乗り放題パスを購入しました。

ロンドンを皮切りに西欧のほとんど東欧の一部を周りました。
最終的にポルトガルに到着した際、日本人の旅行者と知り合い、彼女たちは「これからモロッコへ行く」と…。

モロッコ?アフリカ大陸!どんな国なんだろう、行ってみたい!

意気投合した私たちは、一緒に、スペイン最南端の街アルへシラスまでバスで行きそこからフェリーでモロッコ最北端の街「タンジェ」に到着しました。

到着してあまりの違いに驚きました!
イスラムというものを全く知らなかったし、フェリーでたった1時間弱なのに、欧州と建物や雰囲気がまったく異なるのです。
何のガイドブックも持っていなかったのですが、フェリーの中でカナダ人旅行者と出会い、タンジェからフェズ、マラケシュへ一緒に移動しました。

マラケシュで日本人滞在者と偶然出会い、ガイドブックをもらい、そこではじめてモロッコという国のことを、詳しく知りました。