varietyVarious people

Akimi Fukuzakiさん05

友人の言葉が私の背中を押してくれました。
心の中では行きたくてウズウズしていたので、今回は荷物を全部まとめサラエボへ。

モロッコでモノ作りをしていた経験上少し時間がかかるので、まずはアパート探し。
運よく観光客がたくさん訪れる年末年始に出ていってくれれば、格安で貸してくれるという大家さんと出会い、
ありがたくそこに滞在することにしました。

状況が整ったので路上でチャラぺを売る女性の元へいくと、再び来た私に驚いていました。
前回の訪問で一番気が合い、作りもよかった女性に「一緒に靴下を作ろう」と話をもちかけると、とても嬉しそうにしてくれました。

早速一緒に毛糸屋さんへ行き、毛糸探し!

これまでの経験も活かされて、スムーズに行動開始!と思いきや…。
路上へ毎日訪問しているとある出来事に直面したのです。
なんと、販売ライセンスを持たず路上販売することは禁止されているようで、「インスペクター」と呼ばれている人たちが見回りにくると、女性たちは荷物を抱えて逃げ回るのです。

なるほど、言葉はわからずだけど状況を見て理解できました。

まずは日本人の私がこの活動をここでやることには必要な申請など?可能なのか?不可なのか?
などの確認をするためにサラエボの日本大使館へ。

私はやりたいことが決まってしまうと、驚くほどの勢いで動き出してしまう。

大使館で、私がセルビアに対して興味を持ったこと、
自分がやりたいこと、
それをここで日本人旅行者がやることは許されるのか?
など、大使館の方にここまでの話をすると、

「そういうことに興味があるのならば、ここに行ってみれば? 」と、トレビニエのアソシエーションを紹介してくれました。
活動を進めていくための新たな情報が得られて大喜びし、
アパートの契約上、年末年始に1週間ほどサラエボを出ていかなくてはいけなかったので(観光客がたくさん訪れる年末年始は部屋を空ける条件で、格安で借りている。)これはよいタイミング!ということで
紹介してもらったアソシエーションを訪ねてみることにしました。

ボスニア内には2つの国が存在しており、トレビニアはスルプスカ共和国内のひとつ。
はじめてセルビア人側の都市への訪問、どんなだろう?とドキドキしながらアソシエーションを訪問しました。

というのもこの辺りに興味があり、調べたりした情報から、セルビア人が少し怖かったのです。 

アンジェリーナジョリーがサラエボの内戦を舞台に制作した映画「最愛の大地」を日本を発つ前に見て、なんとも言えない気持ちとなりました。
ずっと以前TVで見たセルビア側の戦車がコソボに突入していく様子など、世では「セルビア人はアグレシブ!」そういう評判…。

そんなことを思い出しながらアソシエーションを訪れると、
数人の女性が編み物やミシンでモノ作りをしていました。

心配していたような怖いことはなく、彼女たちは私の訪問に喜んでくれ、
温かくもてなしてくれました。

だんだんと打ち解け、彼女たちとモノづくりにたいしての思いを語り合うことができました。

伝統的に受け継がれてきた手作りのものは世に受け入れられず、西欧からくる既製品に目がいってしまうからこそ、伝統をまもっていきたい。
地元の大学生とコラボして伝統+モダンテイストなども作っており、私はこういった考えが大好きなのでとても共感しました。

アソシエーションの訪問を終え、次はいつか行ってみたかったコソボへ向かうために、まずはモンテネグロへ!